マイクロブタを個人輸入しようとして諦めた時の話②

前回の続きです

マイクロブタを個人輸入しようとして諦めた時の話
みなさんマイクロブタって知ってますか? ミニブタはご存知の方も多いと思います。とっても可愛いですよね。でもミニと言う割には大人になると100キロ近い体重(!)になることで有名です。 マイクロブタはミニブタの中でも本当に小...

 

いざ成田空港検疫所へ

電話で約束した日時に、成田空港の動物検疫所を訪問しました。

最初は成田空港駅から歩いて行ける場所だと思っていたのですが、飛行場を挟んでちょうど反対側だったらしく、歩きだと1時間くらいかかりそうだったので仕方なく空港からタクシーで向かいました。

 

検疫所はかなりわかりづらい場所にあり、警備も厳重で非常に入りづらい雰囲気でしたが、警備員の方に訪問先と担当者の名前を伝えるとすんなり中に入れました。一般人の訪問はかなり珍しいみたいです。

 

その後担当者と会い、マイクロブタを輸入したい旨を伝えると、

  • 家畜扱いになるので15日間、施設にて検査が必要なこと
  • 15日間ブタの世話をする人を手配する必要があること
  • 世話を自分でする場合、衛生上15日間はブタと同じ施設で過ごし敷地外に出られないこと、また完了時の掃除は専門の業者を雇って完全消毒、原状回復する必要があること
  • ペットとしてのブタ、という存在をそもそも考慮していないため施設は家畜用の豚小屋であること
  • 提携の専門業者による世話の代行も可能だが、15日間で100万ほどかかるとのこと

を教えてもらいました。ちなみにイギリスからペットとしてマイクロブタを輸入した前歴は一度もないそうです。

15日間外に出られないのは相当きついですね。仕事を休む必要があります。また自分の食料を手配するにも、施設入り口まで持って来てくれる協力者が必要です。

ちなみにブタとともに過ごす施設は、ブタを飼育する空間(いわゆるブタ小屋)と人間の生活スペースがキチンと区切られており、シャワーやキッチンも付いていました。15日間過ごすだけなら問題なさそうです。

しかし自分で世話をする場合にも、最後の消毒は業者に依頼する必要があるため、それなりの費用がかかります。自分の食費、マイクロブタのエサ代、消毒、原状回復費用含めて30万くらいは見ておいたほうがいいと思います。

ちなみに検査費用はかかりません。が、万が一検査で問題が発覚するとイギリスへ送り返す費用も発生します。

 

話を聞いた感想は、自分で世話をするのは現実的ではないと感じました。でも、代行に頼むと100万円・・・牧場への支払いと合わせて160万円。

さらに他にも掛かるであろう諸々の費用を合わせると200万はかかってしまうと思います。

 

ここで、私の心はポキっと音を立てて折れてしまったのでした。。。。。。。

 

以上が、私がマイクロブタを輸入しようとしてから諦めるまでの経過です。

正直書類も大変ですが、検疫所の方に聞きながら作ればそんなに問題ないと思います。

ただ、やはり15日間の検査がネックになると思います。万が一のことがあれば、費用はすべて無駄になってしまいますし。。。。。

 

実は個人輸入を考える前に輸入代行業者にも相談していたのですが、マイクロブタと言っただけで鼻で笑われたり、親切な業者もあったのですが代行料100万、期間がなんと6ヶ月以上もかかるとのことで諦めました。

 

これからマイクロブタを飼おうと考えている皆様へ

今回の一連の流れを通してマイクロブタについて様々な情報に触れましたが、1つわかった確かなことは、「マイクロブタ」という品種は存在しないということ。一般に「マイクロブタ」とされているものは、ミニブタの中でも特に小さい個体を選別して繁殖し、通常よりも小さくなったミニブタということです。

よく画像で出てくるような、手乗りサイズのブタは生後〜数ヶ月の短い期間だけです。マイクロブタといえど大型犬くらいの大きさ(40キロ〜)にはなると考えてください。

唯一可能性があるとしたら、中国で開発された遺伝子操作のマイクロブタでしょうか。

 

またもしマイクロブタを輸入しようと考えていて、このページをご覧になってくださった方がいれば、私の分かる範囲でご協力いたしますのでコメントください。

コメント

  1. 辻 茂 より:

    年明け渡英しマイクロブタのファーム(二軒アポ済み)見てきます、京都に国産のマイクロブタ級がいたり、マイクロブタ販売計画を打ち出している人も出てきましたね。
    私は5~6匹家族として向かい入れる様、日々調査してます国内の流れは確認取れましたが英国内の流れが文書的には理解しているつもりですが不明な点が有るため渡英して調べるつもりです、因みにお友達の見たファームはイングランド又はスコットランドの何方でしょうか?日本国内で通関検疫で確かに100万円強ですね但し1匹でも6匹でも費用はたいして変わらなかったです、ゲージと餌代位

    • うし子 うし子 より:

      コメントありがとうございます。
      直越イギリスに行かれるんですね。向こうのファームは購入者の素性がわからないとなかなか売ってくれないと聞いたことがあります。
      イギリス側の手続きは確かに分かりづらいです。ファームの方が輸出経験あれば話が早そうですが・・・
      友人が見たファームはたしかキューマイクロピッグ?のような名前だったと記憶しています。

      国内の費用は1匹と10匹でもあまり変わらない、と検疫所に常駐している代行の方に言われました。6匹なら1匹あたりの価格はかなり抑えられそうですね。
      多々困難があるかと思いますが、頑張ってください!

  2. SEE より:

    はじめまして!マイクロブタを輸入出来ないかと検索する中で、すでにここまで取り組まれており非常に参考になりました。ありがとうございます。
    上の方も書かれている様に、京都の国産ブリーダーさんや販売計画を打ち出す方など少し盛り上がってきているようにも思えます。ある程度組織だって輸入した上で、国内繁殖がベストなのかなと考えております。もしよろしければ英国のファーム情報をもう少し教えて頂けると幸いです。

    • うし子 うし子 より:

      コメントありがとうございます。
      おっしゃるように、繁殖前提でペアを数匹輸入するか、数名で合同購入のような形を取るのが現実的で一番費用が抑えられるかと思います。
      ただ、想像以上にイギリスのファームは輸入者が健全に飼育可能かどうかを執拗に気にするので、代表者の方は建前だけでも畜産業関係者かミニブタのブリードに精通した方にした方がいいかもしれません。
      ブタに関して素人だとわかってしまうとファームによっては売ってもらえません。飼育場所(広い土地、屋内と外を自由に行き来できる通路があるかなど)の写真も要求されます。
      私が連絡したのは、以前他のブログで知った
      https://kewlittlepigs.com
      https://www.pennywellfarm.co.uk/pigsaspets
      です。
      メールだと相手にされない可能性が高いので、英語を話せる方に電話してもらうといいかと思います。

  3. 抹茶 より:

    マイピッグという日本初のマイクロブタ販売プロジェクトがありました‼︎一頭二十三万二千円だそうです。
    私もマイクロブタ購入を検討中です
    もしまだ飼いたいと思っているなら調べてみては?

    • うし子 うし子 より:

      コメントありがとうございます。
      クラウドファンディングで資金を集めているプロジェクトですかね?行動力に脱帽です。

  4. 抹茶 より:

    はじめまして!マイクロブタ購入を検討中です。日本初のマイクロブタ販売プロジェクト「マイクロピッグ」が最近できたらしいですよ‼︎
    まだマイクロブタをお迎えしたいとお考えならどうでしょうか?
    ちなみに一頭二十三万二千円だそうです。二頭だと割引だそうです。